ルブレフがグラスコート大会での初タイトルに王手「僕はすべてのサーフェスでプレーできる」 [ノベンティ・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ノベンティ・オープン」(ATP500/ドイツ・ハレ/6月14~20日/賞金総額145万5928ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準決勝が行われ、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とユーゴ・アンベール(フランス)がタイトルをかけて対決することになった。

 第4シードのルブレフは4本目のマッチポイントをものにし、ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を6-1 3-6 6-3で倒した。この試合では、双方の選手が50%もファーストサーブを入れることができなかった。

 これでルブレフは、今年3度目の決勝進出を果たしたことになる。彼は3月にロッテルダムで優勝し、その翌月のモンテカルロでは決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗れていた。ルブレフのツアー決勝での戦績は、8勝3敗となっている。

「僕はすべてのサーフェスでプレーすることができる。明日はふたたびベストを尽くすつもりだよ」とグラスコートの大会ではこれまでベスト8が最高成績だったルブレフはコメントした。

 一方のアンベールはフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に6-4 3-6 7-6(5)で競り勝ち、ツアーレベルでキャリア3度目の決勝進出を果たした。

 オジェ アリアシムは第3セット4-5からふたつのマッチポイントを凌いだあとタイブレークでさらに2本セーブしたが、アンベールが最終的に勝利を決めた。アンベールは昨年のオークランドとアントワープでタイトルを獲得しているが、いずれもハードコートの大会だった。

 前週のシュツットガルトでマリン・チリッチ(クロアチア)に敗れて準優勝に終わっていたオジェ アリアシムは、グラスコート大会で2週連続となる決勝進出はならなかった。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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