メドベージェフが18歳アルカラスの挑戦を退け3回戦へ [ウインブルドン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のカルロス・アルカラス(スペイン)を6-4 6-1 6-2で退けベスト32に進出した。試合時間は1時間35分。

 ウインブルドンに2年ぶり4度目の出場となる25歳のメドベージェフは、2度の3回戦進出(2018年、19年)がこれまでの最高成績。前回開催された2019年は、3回戦でダビド・ゴファン(ベルギー)に6-4 2-6 6-3 3-6 5-7で敗れていた。

 大会前週のマヨルカ(ATP250)でグラスコート大会での初優勝を飾ったメドベージェフは次のラウンドで、第32シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と予選から勝ち上がってきたバンジャマン・ボンジ(フランス)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、第29シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、アルヤズ・ベデネ(スロベニア)、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)が3回戦に駒を進めた。

 日本勢は錦織圭(日清食品)がトンプソンに5-7 4-6 7-5 3-6で、西岡良仁(ミキハウス)はベデネに1-6 0-6 2-6で敗れ、2回戦を突破することができなかった。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、LLはラッキールーザー

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○65マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)[7] 6-3 6-4 7-6(4) ●67ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)[LL]

○70アルヤズ・ベデネ(スロベニア)6-1 6-0 6-2 ●71西岡良仁(日本/ミキハウス)

○76イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)4-6 6-3 6-2 6-4 ●74ジェレミー・シャルディ(フランス)

○79ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)7-5 6-4 5-7 6-3 ●77錦織圭(日本/日清食品)

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○96アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[4] 7-5 6-2 6-3 ●93テニス・サングレン(アメリカ)

○104キャメロン・ノリー(イギリス)[29] 6-3 6-1 6-2 ●102アレックス・ボルト(オーストラリア)[WC]

○109ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)7-5 6-7(4) 6-3 6-2 ●111サム・クエリー(アメリカ)

○128ダニール・メドベージェフ(ロシア)[2] 6-4 6-1 6-2 ●126カルロス・アルカラス(スペイン)[WC]

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写真◎Getty Images

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