男女のプロテニスツアーが新型コロナの問題を理由にアジアでの連戦をキャンセル

写真は2019年チャイナ・オープン女子シングルス表彰式での大坂なおみ(日清食品/右)とアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)


 男女のプロテニスツアーはともに、今年の後半に中国と日本で行われる予定だったテニス大会をキャンセルした。もっともWTAツアーを運営する女子テニス協会(WTA)は「いまだ話合い中」だと述べている。

 通常であればUSオープン後のシーズン後半に行われるアジアでの一連の大会を、新型コロナウイルス(COVID-19)への継続的懸念と渡航規制を理由にキャンセルしなければならないとWTAは述べた。ツアーは選手たちに競技の機会を与えるため、大会を別の場所に移動させようとしているところだと言い添えた。

 ATP(男子プロテニス協会)は北京でのチャイナ・オープンと東京での楽天ジャパンオープンの主催者が、COVID-19に関わる規制のために2021年大会をキャンセルすると知らせてきたと明かした。

 男子のATPツアーはまた4月に延期されたモロッコの大会について、今年は完全にキャンセルされることが決まったと発表した。

 もうひとつのニュースは、インディアンウェルズの男女共催大会が10月に開催されるということだ。同大会はパンデミックの初期だった2020年3月にキャンセルされ、また今年の3月にも延期が決まっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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