2018年女王ケルバーがガウフを退け準々決勝進出、18歳ラドゥカヌの進撃は続かず [ウインブルドン]

写真はアンジェリック・ケルバー(ドイツ/右)とコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第25シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が第20シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を6-4 6-4で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間16分。

 ウインブルドンに2年ぶり13回目の出場となる33歳のケルバーは、2018年にタイトルを獲得。前回開催された2019年はディフェンディング・チャンピオンとして臨んだが、2回戦でローレン・デービス(アメリカ)に6-2 2-6 1-6で敗れていた。

 前哨戦のバート ホンブルク(WTA250)で優勝して今大会に臨んでいるケルバーは、グラスコートでの連勝を「9」に伸ばした。

 ケルバーは次のラウンドで、第30シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を7-6(6) 6-4で破って勝ち上がった第19シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合ではビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)が第23シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を7-6(3) 6-3で倒し、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク338位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、それぞれノーシードから8強入りを決めた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権

女子シングルス4回戦|主な試合結果

○30アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)6-4 3-0 Ret. ●21エマ・ラドゥカヌ(イギリス)[WC]

○41カロリーナ・ムチョバ(チェコ)[19] 7-6(6) 6-4 ●40パウラ・バドーサ(スペイン)[30]

○57アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[25] 6-4 6-4 ●56コリ・ガウフ(アメリカ)[20]

○90ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)7-6(3) 6-3 ●88マディソン・キーズ(アメリカ)[23]

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写真◎Getty Images

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