サバレンカが初のグランドスラム大会準々決勝でジャバーに勝利 [ウインブルドン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第21シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-3で退けベスト4進出を果たした。試合時間は1時間14分。

 世界ランク4位でWTAツアーのシングルスで10勝挙げているサバレンカだが、グランドスラム大会の準々決勝をプレーしたのはこれが初めてだった。

 ウインブルドンに2年ぶり4度目の出場となる23歳のサバレンカは、初参戦だった2017年に予選を勝ち上がって2回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。前回開催された2019年は、1回戦でマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)に2-6 4-6で敗れていた。

 この結果でサバレンカは、ジャバーとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった昨年10月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の3回戦はジャバーが7-6(7) 2-6 6-3で、今季のWTAツアー開幕戦だったアブダビ(WTA500/ハードコート)の3回戦ではサバレンカが6-2 6-4で勝っていた。

 今大会でのサバレンカは1回戦で予選勝者のモニカ・ニクレスク(ルーマニア)を6-1 6-4で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のケイティ・ブルター(イギリス)を4-6 6-3 6-3で、3回戦で予選勝者のマリア カミラ・オソリオ セラーノ(コロンビア)を6-0 6-3で、4回戦では第18シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)を6-3 4-6 6-3で破って初のグランドスラム8強入りを決めていた。

 サバレンカは次のラウンドで、第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは準々決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-2 6-2で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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