踏ん張ったプリスコバが第2セット奪取に成功、バーティは仕留めきれず [ウインブルドン]

写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が対戦。第1セットを3-6で落としたプリスコバがタイブレークにもつれ込んだ第2セットを7-6(4)で取り返し、最終セットに持ち込んだ。

 バーティは先にブレークしたが追いつかれ、5-5からブレークしてサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを迎えたが試合を終わらせることができなかった。

 両者の過去の対戦成績は、5勝2敗でバーティがリード。今シーズンは4月にシュツットガルト(WTA500/クレーコート)の準々決勝で顔を合わせており、バーティが2-6 6-1 7-5で勝っている。

 2019年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続くグランドスラム制覇に王手をかけている25歳のバーティは、2011年ウィンブルドンでジュニアの部を制した実績を持っている。

 四大大会で初のタイトル獲得を目指す29歳のプリスコバは、これに先立つ唯一のチャンスだった2016年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)では決勝でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に敗れて準優勝に終わっていた。

 ともに世界ナンバーワンの座に就いたことがある2人だが、ウインブルドンではベスト16がこれまでの最高成績だった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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