世界1位バーティが2018年覇者ケルバーを退け2度目のグランドスラム制覇に王手 [ウインブルドン]

写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が2018年覇者で第25シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-3 7-6(3)で下して2度目のグランドスラム制覇に王手をかけた。試合時間は1時間29分。

 ウインブルドンに2年ぶり5度目の出場となる25歳のバーティは、前回開催された2019年のベスト16がこれまでの最高成績だった。世界ナンバーワンとして初めて臨んだグランドスラム大会で3試合を勝ち上がったが、4回戦でアリソン・リスク(アメリカ)に6-3 2-6 3-6で敗れていた。

 この結果でバーティは、ケルバーとの対戦成績を4勝3敗と勝ち越した。最後のマッチアップは2018年9月の武漢(WTAプレミア5/ハードコート)の3回戦で、そのときはバーティが7-5 6-1で勝っていた。

 今大会でのバーティは1回戦でカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-1 6-7(1) 6-1で、2回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-4 6-3で、3回戦でカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-3 7-5で、4回戦で第14シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を7-5 6-3で、準々決勝ではアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-1 6-3で破って4強入りを決めていた。

 バーティは決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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