プリスコバがサバレンカを倒し、準優勝に終わった2016年USオープン以来のグランドスラム決勝へ [ウインブルドン]

写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を5-7 6-4 6-4で倒してグランドスラム初制覇にあと1勝と迫った。試合時間は1時間53分。

 四大大会でプリスコバが決勝に進出したのは、準優勝に終わった2016年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となる。準決勝での戦績は、2勝2敗となった。

 ウインブルドンに2年ぶり9度目の出場となる29歳のプリスコバは、2018年と19年のベスト16がこれまでの最高成績だった。前回開催された2019年は、4回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に6-4 5-7 11-13で惜敗していた。

 この結果でプリスコバは、3度目の対戦でサバレンカから初勝利を挙げた。両者は2018年に2度顔を合わせ、6月のイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)の準々決勝は6-3 2-6 7-6(5)で、8月のシンシナティ(WTAプレミア5/ハードコート)の2回戦では2-6 6-3 7-5で、いずれもサバレンカが勝っていた。

 今大会でのプリスコバは1回戦でタマラ・ジダンセク(スロベニア)を7-5 6-4で、2回戦でドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-2で、3回戦でテレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-3 6-3で、4回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-2 6-3で、準々決勝ではビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-2 6-2で破って4強入りを決めていた。

 プリスコバは最終ラウンドで、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。バーティは準決勝で、第25シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-3 7-6(3)で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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