杉田祐一がニューポートで5年ぶりの本戦勝利をマーク [名誉の殿堂オープン]

写真は2018年ゲリー・ウェバー・オープンでの杉田祐一(三菱電機)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「名誉の殿堂オープン」(アメリカ・ロードアイランド州ニューポート/7月12~18日/賞金総額53万5535ドル/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、杉田祐一(三菱電機)がユーリ・ロディオノフ(オーストリア)を7-5 6-3で倒して同大会で5年ぶりの本戦勝利を挙げた。試合時間は1時間17分。

 今大会に2年ぶり5度目の出場となる32歳の杉田は、3度の2回戦進出(2013年、15年~16年)がこれまでの最高成績。前回開催された2019年は、予選決勝でランクマー・ラマナサン(インド)に4-6 7-6(6) 3-6で敗れていた。

 この結果で杉田は、ロディオノフとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2019年1月にヌメア(ATPチャレンジャー/8万1240ドル/ハードコート)の3回戦で一度顔を合わせており、ロディオノフが6-1 7-6(4)で勝っていた。

 杉田は次のラウンドで、セドリック マルセル・ステッベ(ドイツ)が5-4の時点で脚のケガを理由に棄権したため勝ち上がった第7シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの日本勢は西岡良仁(ミキハウス)と内山靖崇(積水化学工業)がシングルスに、マクラクラン勉(イカイ)はマーカス・ダニエル(ニュージーランド)とのペアでダブルスにエントリーしている。

 初戦の対戦相手は第3シードの西岡がワイルドカード(主催者推薦枠)のジャック・ソック(アメリカ)と予選を勝ち上がったアレックス・ボルト(オーストラリア)の勝者、内山が予選勝者のセバスティアン・オフナー(オーストリア)、第1シードのダニエル/マクラクランはオースティン・クライチェク(アメリカ)/バセック・ポスピショル(カナダ)となっている。

 名誉の殿堂オープンはATPツアー250に格付けされる大会で、シングルス28ドロー、ダブルス16ドローで争われる。(テニスマガジン)

上位出場選手シード順位|シングルス

アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)[1]
サム・クエリー(アメリカ)[2]
西岡良仁(日本/ミキハウス)[3]
バセック・ポスピショル(カナダ)[4]

※[ ]数字はシード順位

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写真◎Getty Images

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