フェデラーは「膝の問題がぶり返した」ため東京オリンピックを欠場

写真はウインブルドンでのロジャー・フェデラー(スイス)(Getty Images)


 ロジャー・フェデラー(スイス)が火曜日に自身のSNSを更新し、グラスコートシーズンの間に「膝の問題がぶり返した」ため東京オリンピックに参加しないと発表した。フェデラーはウインブルドンが始まる前、東京での夏季オリンピックに行くかどうかは大会終了後に決めると話していた。

 39歳のフェデラーは先週、ウインブルドン準々決勝でホベルト・フルカチュ(ポーランド)に敗れていた。

 2020年に右膝手術を2度受けたフェデラーは、1年以上戦線から離れていた。彼はフレンチ・オープンでグランドスラム大会に戻り、そこで3勝を挙げたあとに4回戦を前に棄権を決めた。フェデラーは体を休めてグラスコートシーズン、特にウインブルドンのために準備を整えたいと棄権の理由について説明した。

「東京オリンピックを棄権しなければならないということを受け入れた。自分にとってスイスを代表することは誇りでありキャリアのハイライトだったから、本当にがっかりしている」とフェデラーはSNSへの投稿を通してコメントした。

 2008年北京オリンピックでスタン・ワウリンカ(スイス)と組んだ男子ダブルスで金メダルに輝いたフェデラーは、オールイングランド・クラブで行われた2012年ロンドン五輪では男子シングルス決勝でアンディ・マレー(イギリス)に敗れはしたが銀メダルを獲得した。フェデラーは左膝のケガにより、2016年リオデジャネイロ五輪は欠場した。

「僕は夏の終わりにツアーに戻れるよう、すでにリハビリを開始した」と8月8日に40歳の誕生日を迎えるフェデラーは述べた。今年最後のグランドスラム大会となるUSオープンは、8月30日にニューヨークで開幕する予定になっている。

 オリンピック開幕が7月23日に迫る東京では新型コロナウイルス(COVID-19)の新規感染者数が増加しつつあり、フェデラーは日に日に増えているオリンピック不出場を決めたテニススターたちに合流した。

 様々な理由からすでにオリンピックに参加しない意志を表明していた選手たちの中にはラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ニック・キリオス(オーストラリア)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が含まれていた。

 ウインブルドンで3年連続6度目の優勝を飾ってグランドスラム獲得タイトル数で最多記録を持つフェデラーとナダルの「20」に並んだノバク・ジョコビッチ(セルビア)は日曜日に行われた決勝のあと、東京オリンピックでプレーするかしないかは「50-50(フィフティ・フィフティ)」だと語った。

 東京オリンピックへの参加についてウインブルドン開始前夜に尋ねられたフェデラーは、「僕の気持ちは、オリンピックに行きたいというものだ。僕は可能な限り多くの大会でプレーしたいと願っている。でも僕らは今はまずウインブルドンを通り抜け、そのあとにチームとしてじっくり話し合ってからどこに行くかを決めようということにした」と答えていた。

「過去には、間違いなくもっと簡単だった。現時点では、状況は以前ほどシンプルではない。年齢を重ねるにつれ、より厳選するようにしていかなければならない。すべてでプレーすることはできないんだ」(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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