『ゴールデンスラム』の可能性を残すジョコビッチが東京オリンピックに参加する決断

写真はウインブルドンでのノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 34歳のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は『ゴールデンスラム(四大大会全制覇+オリンピックの金メダル)』の可能性を保持するため、東京オリンピックに参加する決断を下した。

 木曜日に自身のツイッターを更新したジョコビッチは東京へのフライトを予約したと報告し、オリンピックでセルビアを代表することを誇りに思うとコメントした。日曜日に行われたウインブルドン決勝に勝って20回目のグランドスラム制覇を果たした直後、彼はオリンピックでプレーするかどうかについてはまだはっきり決めていないと話していた。

 世界ランク1位のジョコビッチがもしオリンピックの男子シングルスで金メダルを獲得した上でUSオープンでも優勝すれば、彼はゴールデンスラムを達成した史上初の男子プレーヤーとなることができる。この類まれな偉業を成し遂げたのは、1988年のシュテフィ・グラフ(ドイツ)しかいない。

 最終的にジョコビッチは東京に行く道を選んだが、男子ではすでにラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ニック・キリオス(オーストラリア)らが参加しないことを決めていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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