テニス競技のドローが決定、大坂なおみの初戦は過去2勝1敗のジェン・サイサイ [東京2020]

写真はセンターコートで練習中の大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的スポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)のドロー抽選が行われ、女子シングルスで第2シードとなった大坂なおみ(日清食品)は初戦で世界ランク52位のジェン・サイサイ(中国)と対戦することになった。

 両者の過去の対戦成績は、2勝1敗で大坂がリード。前回のマッチアップは2019年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の1回戦で、大坂が6-2 6-4で勝っている。

 オリンピックに初出場となる23歳の大坂は2月のオーストラリアン・オープンで2年ぶりに女王の座に返り咲いたが、今回はフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の2回戦をメンタルヘルスの問題を理由に棄権して以来の大会出場となる。

 そのほかの女子日本勢はシングルスに2人が出場しており、初戦の対戦相手は日比野菜緒(ブラス)がニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)、土居美咲(ミキハウス)はレナタ・サラスア(メキシコ)に決まった。

 女子のトップシードはウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で2度目のグランドスラム制覇を果たしたアシュリー・バーティ(オーストラリア)、ウインブルドンで4強入りしたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第3シード、ガエル・モンフィス(フランス)との結婚を発表したばかりのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)は第4シードとなっている。

 また女子トップ20では世界ランク4位のソフィア・ケニン(アメリカ)、5位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)、10位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、14位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、16位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がそれぞれの理由で欠場している。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

女子シングルス|組み合わせ

1アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1] vs 2サラ・ソリベス トルモ(スペイン)

3フィオナ・フェロ(フランス)vs 4アナスタシア・セバストワ(ラトビア)

5アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)vs 6ヘザー・ワトソン(イギリス)

7サラ・エラーニ(イタリア)vs 8アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[13]

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9ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[9] vs 10ジェシカ・ペグラ(アメリカ)

11土居美咲(日本/ミキハウス)vs 12レナタ・サラスア(メキシコ)

13レイラ・フェルナンデス(カナダ)vs 14デヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)

15ザリナ・ディアス(カザフスタン)vs 16バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[8]

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17アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[3] vs 18マグダ・リネッテ(ポーランド)

19カロリーヌ・ガルシア(フランス)vs 20ドナ・ベキッチ(クロアチア)

21マヤル・シェリフ(エジプト)vs 22レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)

23サマンサ・ストーサー(オーストラリア)vs 24エレナ・リバキナ(カザフスタン)[15]

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25ペトラ・クビトバ(チェコ)[10] vs 26ジャスミン・パオリーニ(イタリア)

27イバナ・ヨロビッチ(セルビア)vs 28アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)

29ベロニカ・セペデ ロイグ(パラグアイ)vs 30ワン・チャン(中国)

31ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)vs 32ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[7]

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33カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[5] vs 34アリゼ・コルネ(フランス)

35カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)vs 36オンス・ジャバー(チュニジア)

37エレナ・オスタペンコ(ラトビア)vs 38エレナ・ベスニナ(ロシア)

39カミラ・ジョルジ(イタリア)vs 40ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)[11]

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41マリア・サカーリ(ギリシャ)[14] vs 42アネット・コンタベイト(エストニア)

43ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)vs 44日比野菜緒(日本/ブラス)

45ヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)vs 46アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)

47ラウラ・シグムンド(ドイツ)vs 48エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[4]

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49イガ・シフィオンテク(ポーランド)[6] vs 50モナ・バートル(ドイツ)

51パウラ・バドーサ(スペイン)vs 52クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

53ユリア・プティンセバ(カザフスタン)vs 54ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)

55エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)vs 56エリース・メルテンス(ベルギー)[12]

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57キキ・バーテンズ(オランダ)[16] vs 58マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)

59ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)vs 60アリソン・リスク(アメリカ)

61マリア カミラ・オソリオ セラーノ(コロンビア)vs 62ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)

63ジェン・サイサイ(中国)vs 64大坂なおみ(日本/日清食品)[2]

女子ダブルス|組み合わせ

1バーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)[1] vs 2シェイ・ユーチー/スー・チーユ(台湾)

3ジュリアーナ・オルモス/レナタ・サラスア(メキシコ)vs 4パウラ・バドーサ/サラ・ソリベス トルモ(スペイン)

5シュー・イーファン/ヤン・ザオシャン(中国)vs 6アレクサンドラ・クルニッチ/ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)

7日比野菜緒/二宮真琴(ブラス/エディオン)vs 8アシュリー・バーティ/ストーム・サンダース(オーストラリア)[6]

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9キキ・バーテンズ/デミ・シヒュース(オランダ)[3] vs 10カロリーヌ・ガルシア/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

11ベロニカ・クデルメトワ/エレナ・ベスニナ(ロシア)vs 12アンナ レナ・フリードサム/ラウラ・シグムンド(ドイツ)

13リューメラ・キッシャノック/ナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)vs 14サーニャ・ミルザ/アンキタ・レイナ(インド)

15ダリヤ・ユラク/ドナ・ベキッチ(クロアチア)vs 16ニコール・メリカ/アリソン・リスク(アメリカ)[8]

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17ガブリエラ・ダブロウスキー/シャロン・フィッチマン(カナダ)[7] vs 18ラウラ・ピゴッシ/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)

19カロリーナ・プリスコバ/マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)vs 20ドゥアン・インイン/ジェン・サイサイ(中国)

21アリゼ・コルネ/フィオナ・フェロ(フランス)vs 22エリナ・スビトリーナ/デヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)

23マグダ・リネッテ/アリシア・ロソルスカ(ポーランド)vs 24ベサニー・マテック サンズ/ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[4]

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25チャン・ハオチン/チャン・ラティーシャ(台湾)[5] vs 26モニカ・ニクレスク/ラルカ・オラル(ルーマニア)

27エレン・ペレス/サマンサ・ストーサー(オーストラリア)vs 28エレナ・オスタペンコ/アナスタシア・セバストワ(ラトビア)

29ガルビネ・ムグルッサ/カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)vs 30エリース・メルテンス/アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)

31ベリンダ・ベンチッチ/ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)vs 32青山修子/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)[2]

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写真◎Getty Images

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