「全選手が暑さに慣れてきた」オリンピック初出場で2回戦を制したズベレフ [東京2020]

2回戦でダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を退けたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-3 6-0で下してベスト16に進出した。

 今大会はトップ選手が欠場していることで、金メダルのチャンスが大きいのではと聞かれたが否定した。

「正直、皆はある一人の選手(世界ランク3位で欠場のラファエル・ナダル/スペイン)のことを気にし過ぎている。世界トップ5のうち4人はここにいる。他の大きな大会と比べてまったく遜色のないメンバーだ。ベストの選手は皆揃っている。僕が倒すチャンスのある選手は皆ここにいる」


“ドイツTシャツ”を着て猛暑の中練習するズベレフ

  暑さが大きな話題となっている。

「他の選手も言ったように、かなり厳しいコンディションの中でプレーしているのは確かだ。他の試合時間の長いスポーツはすべて日が暮れた夕方以降に行われている。でも、もうここに1週間以上滞在しており、すべての選手が徐々に暑さに慣れてきている。もう3回戦まで進んでいるし、ダブルスも合わせるとほとんどの選手が2、3試合は経験している。だから、今さらここで何も変えられないんだ」

  ズベレフは3回戦でニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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