「自分の質問を恥じるべきだ!」ロシアをインチキ呼ばわりした記者にメドベージェフが激怒 [東京2020]

心無い質問に激怒したダニール・メドベージェフ(ロシア)。右胸にはロシアオリンピック委員会のロゴが見える(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の男子シングルスで陽射しが強い高温多湿のコートで勝利後、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が試合とは無関係のドーピングスキャンダルについての質問に激怒していた。

“ドーピングスキャンダルに揺れたロシアが今回のオリンピックに出場するのはインチキだと思わないか?”と問われたメドベージェフ。

「人生で初めて、僕は質問に答えない。あなたは自分の質問を恥じるべきだ。この記者はオリンピックから追放されるべきだと思う。彼の顔をもう二度と見たくない」と返答した。

 これを受けて国際テニス連盟(ITF)、はこの記者を追放できないと発表。「メドベージェフが気に入らない質問を受けたようだが、記者は審査を通過してオリンピックでのプレスパスを受け取っているなら何でも聞く権利がある。我々には記者のパスを取り上げる資格がない。IOC(国際オリンピック委員会)に問い合わせて欲しい」という。今大会ではカレン・ハチャノフ(ロシア)にも似たような質問が浴びせられていた。

 また、ロシア選手団が今大会で記者会見に臨んだときは1時間40分の長時間に及び、そのうち45分がドーピングスキャンダルに関しての質問だったという。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles