錦織は右肩痛のため2回戦を棄権「ケガをするリスクをおかしたくない」 [国立銀行オープン]

写真は1回戦での錦織圭(日清食品)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「国立銀行オープン」(ATP1000/カナダ・オンタリオ州トロント/8月9~15日/賞金総額348万7915ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦でプレーする予定だった錦織圭(日清食品)は右肩のケガを理由に棄権し、第7シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)が不戦勝でベスト16に進出することが決まった。

 錦織は大会公式ツイッターを通し、「今日の試合を棄権することになり残念です。長時間のテニスで右肩の痛みが酷くなり、ケガをするリスクをおかしたくありません。今は健康を取り戻してコートに戻ることに集中しています」とコメントした。

 今大会に2年ぶり8度目の出場となった31歳の錦織は、2016年の準優勝が最高成績。前回開催された2019年は第5シードで臨んだが、初戦だった2回戦でリシャール・ガスケ(フランス)に7-6(6) 2-6 6-7(4)で敗れていた。

 トロントでの錦織は、前日に行われた1回戦でミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 6-7(5) 6-2で破って勝ち上がっていた。

 フルカチュは次のラウンドで、ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦する。バシラシビリは2回戦で、第12シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-1 6-1で下しての勝ち上がり。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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