2年ぶりの「全国中学生テニス大会」の開会式が開催

2年ぶりとなる「全中」の開会式が行われた(写真◎菅原淳)


 2年ぶりの開催となる「第48回全国中学生テニス選手権大会」の開会式が福島県会津若松市の会津総合運動公園で行われ、全国を勝ち抜いてきた中学生たちが中学テニス日本一を目指して集結した。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止を余儀なくされた。2019年大会の覇者である男子・聖徳学園、女子・山陽女学園中等部の優勝旗返還に続いて、全国中学校テニス連盟の篠田徹理事長があいさつ。「今も困難な状況が続いているが、その中で皆さんが練習に励んできたことを知っているだけに、なんとか開催したいと思っていた。ここに集まってテニスができる喜びと、大会を作ってくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに、大会の間はテニスに没頭して、今までの努力を全力で発揮してほしい」と選手たちにメッセージを送った。

選手宣誓を行った郡山第五の男女主将、岡田正人(左)と熊田みなみ(写真◎菅原淳)

 選手宣誓は地元・福島の郡山第五の男女主将、岡田正人と熊田みなみ。「コロナ禍の中で全国各地の厳しい試合を勝ち抜いてきた素晴らしい選手たちを福島・会津の地に迎え、互いに技術を高めつつ、友情を深めることができることを幸せに思う。感謝の気持ちを胸に練習は裏切らないということを胸に、一人ひとり悔いなく、全力でプレーすることと、よりテニスに親しみ、テニスを楽しむことを誓います」と声を揃えた。

 昨年からの予定だったが、日本中学校体育連盟に加盟するために日程の短縮、ドロー数の減少、試合形式の変更など、これまでとは違った形で開催される初めての「全中」。大会初日の明日19日は男女団体戦の1回戦と2回戦が行われる。選ばれた各32校の頂点に立つのは果たして。試合開始は10時15分の予定。

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編集部◎杉浦多夢 写真◎菅原淳

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