USオープンがメンタルヘルスの問題について新たな試み
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)が開幕し、初日はボトムハーフの男女シングルス1回戦が行われる予定になっている。
メンタルヘルスの問題による休養期間を経てグランドスラム大会に戻ってきたディフェンディング・チャンピオンの大坂なおみ(日清食品)は日曜日、自身のSNSに自尊心についての考え方を投稿した。
大坂はSNSに投稿した長文のメッセージの中で自身のメンタルヘルスの問題について「内面的に自分が十分な状態ではないと思っているからだと気づきました」と自己分析し、「自分自身と自分の成果についてもっと褒めてあげようとするつもりです。皆がそうすべきだと思います」「他人の期待で自分自身に重圧をかけることはもうできません」などと語った。
自らの不安感と鬱について明かすことで、大坂はメンタルヘルスの問題にスポットライトを当てた。より多くのプレーヤーがその問題についてオープンに話すようになってきており、全米テニス協会(USTA)はいくつか変更を施した。
プレーヤーが「捻挫した足首の治療を受けるのと同じように、アスリートがメンタルヘルスのサービスを利用できるようにする」ためのイニシアティブの一環として、資格を持ったメンタルヘルスの専門家と話をするための静かな部屋にアクセスできるようになったとUSTAの元医療部門責任者であるブライアン・ハインライン博士は説明した。
USTAはまた記者会見を行いたくない理由としてメンタルヘルスの問題を挙げるアスリートのため、その代わりとなる手段はないか検討中だと話した。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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