今年最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月30日～9月13日／ハードコート）の女子シングルス1回戦で、第12シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）がカミラ・ジョルジ（イタリア）を6-4 7-6(3)で倒して3大会ぶりのグランドスラム復帰戦を勝利で飾った。試合時間は1時間33分。

　5月のローマ（WTA1000／クレーコート）で左ふくらはぎを負傷して途中棄権した29歳のハレプは、フレンチ・オープン（フランス・パリ／クレーコート）とウインブルドン（イギリス・ロンドン／グラスコート）の欠場を余儀なくされていた。

　29歳のジョルジは3週間前のモントリオール（WTA1000／ハードコート）でキャリア最大のタイトルを獲得したあと、2試合連続でストレート負けを喫した。

　フラッシングメドウに2年ぶり11回目の出場となる29歳のハレプは、2015年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2019年は、2回戦でテイラー・タウンゼント（アメリカ）に6-2 3-6 6-7(4)で敗れていた。

　ハレプは次のラウンドで、アン・リー（アメリカ）を7-5 6-1で破って勝ち上がったラッキールーザーのクリスティーナ・クコバ（スロバキア）と対戦する。

　そのほかの試合では第9シードのガルビネ・ムグルッサ（スペイン）、第19シードのエレナ・リバキナ（カザフスタン）、第27シードのダニエル・コリンズ（アメリカ）、第32シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）、カロリーヌ・ガルシア（フランス）、スローン・スティーブンス（アメリカ）、カイア・カネピ（エストニア）、レイラ・フェルナンデス（カナダ）、アンヘリーナ・カリニーナ（ウクライナ）、カーヤ・ユバン（スロベニア）が2回戦に駒を進めた。

　第31シードのユリア・プティンセバ（カザフスタン）はカネピに6-2 6-7(4) 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー

女子シングルス1回戦｜主な試合結果

○73エレナ・リバキナ（カザフスタン）[19] 6-2 6-3 ●74アリャクサンドラ・サスノビッチ（ベラルーシ）

○75カロリーヌ・ガルシア（フランス）6-7(6) 6-4 6-2 ●76ハリエット・ダート（イギリス）[Q]

○78クリスティーナ・クコバ（スロバキア）[LL] 7-5 6-1 ●77アン・リー（アメリカ）

○80シモナ・ハレプ（ルーマニア）[12] 6-4 7-6(3) ●79カミラ・ジョルジ（イタリア）

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○84アンヘリーナ・カリニーナ（ウクライナ）4-6 6-1 6-1 ●83マヤル・シェリフ（エジプト）[LL]

○86スローン・スティーブンス（アメリカ）6-3 1-6 7-6(7) ●85マディソン・キーズ（アメリカ）

○90カイア・カネピ（エストニア）2-6 7-6(4) 6-2 ●89ユリア・プティンセバ（カザフスタン）[31]

○91レイラ・フェルナンデス（カナダ）7-6(3) 6-2 ●92アナ・コニュ（クロアチア）[Q]

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○104エカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）[32] 6-3 6-2 ●103サラ・エラーニ（イタリア）

○112ガルビネ・ムグルッサ（スペイン）[9] 7-6(4) 7-6(5) ●111ドナ・ベキッチ（クロアチア）

○121ダニエル・コリンズ（アメリカ）[27] 6-2 6-4 ●122カルラ・スアレス ナバロ（スペイン）

○124カーヤ・ユバン（スロベニア）6-1 6-4 ●123ヘザー・ワトソン（イギリス）