チチパスが元世界1位マレーとのタフな1回戦を5セットで制す [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)に追い込まれながらも2-6 7-6(7) 3-6 6-3 6-4で勝利を掴んだ。試合時間は4時間49分。
フラッシングメドウに4年連続出場となる23歳のチチパスは、2020年の3回戦進出がこれまでの最高成績。昨年は16強入りまでまであと一歩と迫りながら逆転を許し、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)に7-6(2) 4-6 6-4 5-7 6-7(4)で敗れていた。
チチパスは次のラウンドで、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)との同胞対決を3-6 4-6 6-4 6-3 6-3で制して勝ち上がったアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。
そのほかの試合では第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第16シードのクリスチャン・ガリン(チリ)、マルコス・ギロン(アメリカ)、エミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)、パブロ・アンドゥハル(スペイン)、ペドロ・マルチネス(スペイン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したブランドン・ナカシマ(アメリカ)、フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)、予選勝者のアレックス・モルカン(スロバキア)が2回戦に駒を進めた。
第19シードのジョン・イズナー(アメリカ)がナカシマに6-7(7) 6-7(6) 3-6で敗れ、コールシュライバーと対戦した第30シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は第5セット途中で棄権し、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー、Ret.は途中棄権
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○67ペドロ・マルチネス(スペイン)4-6 4-6 7-6(7) 6-2 6-2 ●68ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)
○76エミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)6-4 6-2 3-6 6-1 ●75カミル・マイクシャク(ポーランド)[Q]
○81クリスチャン・ガリン(チリ)[16] 6-3 4-6 6-4 7-6(4) ●82ノルベルト・ゴンボス(スロバキア)
○94アドリアン・マナリノ(フランス)3-6 4-6 6-4 6-3 6-3 ●93ピエール ユーグ・エルベール(フランス)
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○96ステファノス・チチパス(ギリシャ)[3] 2-6 7-6(7) 3-6 6-3 6-4 ●95アンディ・マレー(イギリス)
○97キャスパー・ルード(ノルウェー)[8] 6-3 6-2 6-2 ●98杉田祐一(日本/三菱電機)[LL]
○106ブランドン・ナカシマ(アメリカ)[WC] 7-6(7) 7-6(6) 6-3 ●105ジョン・イズナー(アメリカ)[19]
○107アレックス・モルカン(スロバキア)[Q] 4-6 6-4 6-1 6-1 ●108セム・イルケル(トルコ)[Q]
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○113グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[15] 6-1 7-6(3) 6-3 ●114サム・リフィス(アメリカ)[WC]
○117マルコス・ギロン(アメリカ)6-3 6-4 7-5 ●118アントワーヌ・ホワン(フランス)[Q]
○122フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)6-7(4) 6-7(3) 6-2 6-1 2-0 Ret. ●121マリン・チリッチ(クロアチア)[30]
○124パブロ・アンドゥハル(スペイン)3-6 4-6 6-4 6-4 6-2 ●123ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)[LL]
写真◎Getty Images
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