2回戦快勝の裏でサバレンカにアクシデント「金曜日にプレーできるよう心から願っている」 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がタマラ・ジダンセク(スロベニア)を6-3 6-1で下してベスト32に進出した。
勝利を決めたあと、サバレンカネットに近づいて左手で握手したいという気持を明らかにした。それは彼女が自分の右手を守ろうとしたためだった。
のちのサバレンカ自身が明かしたところによれば、試合中に転んだときに右手を痛めたとのことだった。右腕の上にのしかかる形になったため、そのあと指が腫れてしまったという。
「今は少し腫れているから、私の指に何が起きているのか明日見てみないといけないわね。指の色が変わり始めているの。だんだん色が濃くなってきているみたいだわ」と彼女は話した。
痛みを感じながらもそれを乗り越えて問題なくプレーしたサバレンカは、わずか59分でジダンセクを退けた。サバレンカは試合を通して24本のウィナーを決め、アンフォーストエラーは10本に留めた。
あまりの痛みから最初は骨が折れたのではないかと心配したという彼女は今、そのケガによる影響がないことを切に願っている。
「腕と手の状態を本当に心配していたのだけれど、試合を終えることができて本当によかったわ。何が起きているのかを調べ、可能な限り回復するためにもう1日ある。どうなるか見てみましょう。でも、金曜日にプレーできるよう心から願っているわ」とサバレンカはコメントした。
サバレンカは次のラウンドで、カーヤ・ユバン(スロベニア)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する予定になっている。(APライター◎ブライアン・マホニー/構成◎テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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