オジェ アリアシムが初のグランドスラム大会ベスト4進出をアルカラスの途中棄権で決める [USオープン]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ/左)とカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第12シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がカルロス・アルカラス(スペイン)の途中棄権によりベスト4に進出した。

 第1セットを3-6で落としアルカラスは、第2セット1-3となった時点で試合続行を断念した。試合時間は1時間8分。

 フラッシングメドウに4年連続出場となる21歳のオジェ アリアシムは、無観客で開催された昨年のベスト16がこれまでの最高成績だった。そのときは4回戦で、ドミニク・ティーム(オーストリア)に6-7(4) 1-6 1-6で敗れていた。オジェ アリアシムがグランドスラム大会で準々決勝をプレーしたのは7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続いて2度目だったが、初の勝利で戦績は1勝1敗となった。

 両者は今回が初対戦。1963年以降でもっとも若いUSオープン準々決勝進出者となった18歳のアルカラスは、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に対する3回戦に続いて予選勝者のペーター・ゴヨブチック(ドイツ)との4回戦でも5セットを戦い抜いていた。

 今大会でのオジェ アリアシムは1回戦で予選勝者のエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)を7-6(0) 3-6 7-6(1) 7-6(8)で、2回戦でラッキールーザーのベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)を7-6(5) 6-3 6-2で、3回戦で第18シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-3 6-4 4-6 3-6 6-3、4回戦ではフランシス・ティアフォー(アメリカ)を4-6 6-2 7-6(6) 6-4で破って8強入りを決めていた。

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。メドベージェフは準々決勝で、予選勝者のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-0 4-6 7-5で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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