パオリーニがリスクを下してWTAツアーのシングルスで初タイトルを獲得 [ポルトロシュ・オープン]

写真はUSオープンでのジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ザヴァロバロニカ・サヴァ・ポルトロシュ」(WTA250/スロベニア・ポルトロシュ/9月13~19日/賞金総額23万5238ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)が第3シードのアリソン・リスク(アメリカ)を7-6(4) 6-2で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間45分。

 25歳のパオリーニはジル・タイヒマン(スイス)とのペアで臨んだダブルスで今年7月にハンブルク(WTA250/クレーコート)でWTAツアー初優勝を飾ったが、シングルスでは5度のベスト8がこれまでの最高成績だった。

 両者は今回が初対戦。2019年9月の武漢(WTAプレミア5/ハードコート)以来となる決勝に臨んだ31歳のリスクは、同年6月のスヘルトーヘンボス(WTAインターナショナル/グラスコート)以来となるツアー3勝目を目指していた。

 今大会でのパオリーニは1回戦を第6シードのデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、2回戦でアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-3 6-2で、準々決勝で第4シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-4 4-6 6-1で、準決勝では第2シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を1-6 6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 これに先立ちダブルス決勝が行われ、カリンスカヤ/テレサ・ミハリコバ(スロバキア)が第2シードのアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)/レスリー・パッティナマ ケルクホーフ(オランダ)に4-6 6-2 [12-10]で競り勝ちタイトルを獲得した。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加されていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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