サカーリがフレンチ・オープンに続いてシフィオンテクを倒して2019年シーズン以来の決勝進出 [オストラバ・オープン]

写真はマリア・サカーリ(ギリシャ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「J&T銀行オストラバ・オープン」(WTA500/チェコ・オストラバ/9月20~26日/賞金総額56万5530ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、マリア・サカーリ(ギリシャ)とアネット・コンタベイト(エストニア)がタイトルをかけて対決することになった。

 第4シードのサカーリが第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4 7-5で競り勝ち、コンタベイトは第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を6-0 6-4で倒した。

 シフィオンテクはオープニングゲームをキープすることができず、サカーリが最後までそのリードを守って第1セットを先取した。第2セット5-5からこの日2度目のブレークに成功したサカーリは、次のゲームで迎えた最初のマッチポイントをシフィオンテクのフォアハンドのミスによってものにした。

 ツアー大会の準決勝で9連敗中だったサカーリは、初優勝を飾った2019年5月以来となる決勝に駒を進めた。サカーリは今年のフレンチ・オープン準々決勝でもシフィオンテクに勝っており、対戦成績を2勝0敗とした。

 もうひとつの試合ではコンタベイトが相手の28本に対して7本しかアンフォーストエラーを犯さず、クビトバとの8度目の対戦で3勝目をもぎ取った。コンタベイトはサービスエースで3度目のマッチポイントを握ると、クビトバがバックハンドをネットにかけて試合に終止符が打たれた。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックで特にアジアで多くの大会が中止になったあと、WTAツアーのカレンダーに昨年追加された。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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