「キリオスは天才! 練習しなくても最高のテニスができる」欧州選抜の優勝に貢献したチチパス [レーバー・カップ2021]

健闘を称え合うニック・キリオス(オーストラリア)とステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 2021年9月24日(金)から26日(日)にアメリカ・ボストンで開催された男子テニスの団体戦「レーバー・カップ2021」の第5試合でニック・キリオス(オーストラリア)を6-3 6-4で倒したステファノス・チチパス(ギリシャ)が、試合と欧州選抜について語った。

「ニックがツアーを定期的に戦っていないことはまったく考えなかった。彼はそれほど練習をしなくても、準備期間がなくても、最高のテニスができる。選手としての才能がずば抜けている天才だ。彼との試合はどんな展開になるか、やってみるまでわからない。今まで見たことないショットを突然繰り出すこともある。彼との対戦では自分ができること、コントロールできることに集中すべきだ。とんでもないショットを放ち、こちらがどうしようもないこともある。自分のゲームプランに集中することが重要だ。今回は落ち着いて、試合をコントロールできた。ニックは途轍もないサービスを打つ選手。絶好調のとき、彼のサービスはとても危険だ。でも、上手く彼のファーストサーブの確率を下げられたと思う。自分のサービスゲームではいいキープもあり、最初からよかった。ファーストサーブで思い切って前に出るのも上手くいった」


レーバー・カップの優勝トロフィーを掲げるチチパス(Getty Images)

 チームのメンバーとどんな話をしたのか。

「欧州選抜の選手はそれぞれ個性豊か。ビヨン・ボルグ(スウェーデン)とトーマス・エンクイスト(スウェーデン)は毎日よくなるためにいいアドバイスをくれる。彼らがいてくれて、学ぶことができるのは感謝しかない。選手もこの数年よきライバルとして戦ってきた相手ばかり。みんな個性があって面白い。アンドレイ・ルブレフ(ロシア)が一番面白い。いつも冗談ばかりを言って皆を楽しませている。彼のこんな一面を初めて知ることができた。サーシャ(アレクサンダー・ズベレフ/ドイツ)もいい奴で、ユーモアがあって面白い。みんな全然違う性格だから、飽きることがなかったよ」(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles