プティンセバの地元優勝を阻んだバン ウィトバンクがツアー決勝での連勝記録を「5」に延長 [アスタナ・オープン]

写真はノッティンガム・トロフィーでのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「アスタナ・オープン」(WTA250/カザフスタン・ヌルスルタン/9月27日~10月2日/賞金総額23万5238ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)が第1シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を1-6 6-4 6-3で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は2時間20分。

 27歳のバン ウィトバンクがWTAツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2019年9月のタシケント(WTAインターナショナル/ハードコート)以来でキャリア5度目となる。決勝での戦績は、5勝0敗となった。

 この結果でバン ウィトバンクは、5度目の対戦でプティンセバから初勝利を挙げた。今シーズンは2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、プティンセバが6-4 1-6 6-2で勝っていた。

 今大会でのバン ウィトバンクは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のジベック・クランバエワ(カザフスタン)を6-3 6-4で、2回戦でアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-4 3-6 6-4で、準々決勝で第7シードのバルバラ・グラチェワ(ロシア)を6-4 6-4で、準決勝ではジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 7月にブダペスト(WTA250/クレーコート)でツアー2勝目を挙げた26歳のプティンセバは、母国のツアー大会で優勝した初のカザフスタン人女子プレーヤーになることを目指していた。

 これに先立ちダブルス決勝が行われ、第3シードのフリードサム/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)がノーシードから勝ち上がってきたアンジェリーナ・ガブエワ/アナスタシア・ザハロワ(ともにロシア)を6-2 4-6 [10-5]で下してともに今季のツアー初優勝を飾った。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)



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写真◎Getty Images

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