リバキナの途中棄権でジャバーが今季の女子ツアーでトップのマッチ44勝目をマーク、ムグルッサは不戦勝で決勝進出 [シカゴ秋季クラシック]

写真は国立銀行オープンでのオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シカゴ秋季テニス・クラシック」(WTA500/アメリカ・イリノイ州シカゴ/9月27日~10月3日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第5シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が第2セット途中で棄権したため、第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)の決勝進出が決まった。

 第1セットを6-4で先取したジャバーは第2セットも先にブレークして3-2とリードしたが、チェンジコートでトレーナーを呼んだリバキナが胃腸の問題を理由に試合続行を断念した。試合時間は52分。

 これによりジャバーは今季のマッチ勝利数を「44」とし、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を抜いて女子ツアーのトップに立った。

 ジャバーはツアー初優勝を飾った6月のバーミンガム(WTA250/グラスコート)となる今季3度目の決勝で、第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。ムグルッサはマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が胃腸疾患により準決勝を棄権したため、不戦勝で勝ち上がっていた。

 決勝で戦う両者の過去の対戦成績は、1勝1敗のイーブン。初対戦だった2020年1月のホバート(WTAインターナショナル/ハードコート)の2回戦はムグルッサが3-6 6-3 7-6(4)で、今年7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の3回戦ではジャバーが5-7 6-3 6-2で勝っている。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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