本玉真唯がトップ100プレーヤーに2連勝、WTAツアー本戦デビューで8強入りの快進撃 [シカゴ秋季クラシック]

写真は2019年東レPPOでの本玉真唯(島津製作所)(撮影◎浅尾心祐 / SHINSUKE ASAO)


 WTAツアー公式戦の「シカゴ秋季テニス・クラシック」(WTA500/アメリカ・イリノイ州シカゴ/9月27日~10月3日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、本玉真唯(島津製作所)がシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-4 6-7(1) 6-1で倒して倒してベスト8進出を果たした。試合時間は2時間33分。

 今大会に予選の第14シードとして出場した22歳の本玉は、2試合を勝ち抜きWTAツアーで初の本戦入りを決めていた。今シーズンの本玉はITFツアー初優勝を含む2勝を挙げ、今大会を世界ランク自己最高の200位で迎えている。

 両者は今回が初対戦。世界43位のロジャーズは本玉がこれまでにプレーした中で最高位の選手で、トップ100プレーヤーに対する戦績を2勝1敗とした。

 本戦での本玉は1回戦で元世界ランク4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-3 6-0で下してツアー本戦デビュー戦を勝利で飾ったあと、2回戦は第11シードのアネット・コンタベイト(エストニア)が左太腿のケガを理由に棄権したため不戦勝で16強入りを決めていた。

 本玉は準々決勝で、第14シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が棄権したため不戦勝で勝ち上がった第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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