本玉真唯がWTAツアー2大会連続予選突破、日本勢はシングルス3人ダブルス3組が本戦出場 [WTAインディアンウェルズ]

写真は2019年東レPPOでの本玉真唯(島津製作所)(撮影◎浅尾心祐 / SHINSUKE ASAO)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/10月6~17日/賞金総額876万1725ドル/ハードコート)の予選決勝で、本玉真唯(島津製作所)が第7シードのクリスティーナ・クコバ(スロバキア)を6-3 6-4で下して本戦入りを決めた。試合時間は1時間27分。

 今大会に初めて出場した22歳の本玉は、1回戦で第14シードのパンナ・アドゥヴァーディ(ハンガリー)を7-5 7-5で破って勝ち上がっていた。本玉は前週のシカゴ(WTA500/ハードコート)でも予選を突破してWTAツアー本戦デビューを果たし、トップ100プレーヤー2人を倒すなどして8強入りしていた。

 ドロー抽選が行われ、本玉の初戦の対戦相手はラッキールーザーで本戦入りしたジャスミン・パオリーニ(イタリア)に決まった。

 予選には奈良くるみ(安藤証券)と日比万葉(グラムスリー)も参戦していたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。

 そのほかの日本勢は土居美咲(ミキハウス)と日比野菜緒(ブラス)がシングルスに、ダブルスには青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、二宮真琴(エディオン)/サブリナ・サンタマリア(アメリカ)、日比野/アリシア・ロソルスカ(ポーランド)がエントリーしている。

 BNPパリバ・オープンはWTA1000に格付けされる大会で、シングルス96ドロー、ダブルス32ドローで争われる。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

女子シングルス1回戦組み合わせ|日本人選手

92土居美咲(日本/ミキハウス)vs 91アン・リー(アメリカ)

35日比野菜緒(日本/ブラス)vs 36ザリナ・ディアス(カザフスタン)[Q]

83本玉真唯(日本/島津製作所)[Q] vs 84ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[LL]

女子ダブルス1回戦組み合わせ|日本人選手

24青山修子/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)[3] vs 23サーニャ・ミルザ/ジャン・シューアイ(インド/中国)

19二宮真琴/サブリナ・サンタマリア(エディオン/アメリカ)vs 20キルステン・フリプケンス/サラ・ソリベス トルモ(ベルギー/スペイン)

14日比野菜緒/アリシア・ロソルスカ(ブラス/ポーランド)[SR] vs 13マリー・ブーズコバ/ルーシー・ラデッカ(チェコ)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○27本玉真唯(日本/島津製作所)6-3 6-4 ●25クリスティーナ・クコバ(スロバキア)[7]

予選1回戦

○27本玉真唯(日本/島津製作所)7-5 7-5 ●28パンナ・アドゥヴァーディ(ハンガリー)[14]

●22奈良くるみ(日本/安藤証券)4-6 3-6 ○21ザリナ・ディアス(カザフスタン)[6]

●23日比万葉(日本/グラムスリー)2-6 6-3 1-6 ○22オルガ・ゴボルツォバ(ベラルーシ)[13]

上位出場選手シード順位|シングルス

カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[1]
イガ・シフィオンテク(ポーランド)[2]
バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[3]
エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[4]
ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[5]
マリア・サカーリ(ギリシャ)[6]
ペトラ・クビトバ(チェコ)[7]
ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[8]

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