シード勢4人が揃って初戦にストレート勝利、チチパスはディミトロフに前年の雪辱 [ATPウィーン]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「エルステ・バンク・オープン」(ATP500/オーストリア・ウィーン/10月25~31日/賞金総額197万4510ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6(6) 6-4で倒し、前年の2回戦で敗れた借りを返した。試合時間は1時間41分。

 第1セットで3つのセットポイントをセーブしたチチパスは直面した4本のブレークポイントをすべて凌ぎ、第2セット第10ゲームで唯一のブレークに成功して試合を締めくくった。両者は昨年の大会では2回戦で顔を合わせ、ディミトロフが6-7(5) 6-4 6-3で勝っていた。

 チチパスは次のラウンドで、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-4 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。

 この日はチチパス以外にも3人のシード勢が初戦に臨み、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が揃ってストレート勝利をおさめた。

 ズベレフがフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-2 7-5で、ルードがロイド・ハリス(南アフリカ)を7-5 7-6(2)で、オジェ アリアシムはリカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-3 6-2で退けた。

 そのほかの試合ではキャメロン・ノリー(イギリス)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(4) 6-1で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したデニス・ノバク(オーストリア)は予選勝者のジャンルカ・マーゲル(イタリア)を7-6(4) 7-6(4)で下してそれぞれ2回戦に駒を進めた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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