ティアフォーがチチパスから2度目の勝利で準々決勝へ、ズベレフはツアー通算マッチ300勝目 [ATPウィーン]

写真はフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「エルステ・バンク・オープン」(ATP500/オーストリア・ウィーン/10月25~31日/賞金総額197万4510ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が予選勝者のフランシス・ティアフォー(アメリカ)に6-3 3-6 4-6で敗れる番狂わせが起きた。

 チチパスは第3セットで3-0とリードして勝利に近づいたかに見えたが、そこから5ゲーム連取で逆転したティアフォーが迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをキープして1時間49分の試合を締めくくった。

 両者は今季3度目のマッチアップだったが、ティアフォーが2勝1敗と勝ち越した。6月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の1回戦はティアフォーが6-4 6-4 6-3で、7月の東京オリンピック(ハードコート)の2回戦ではチチパスが6-3 6-4で勝っていた。

 ティアフォーは準々決勝で、ガエル・モンフィス(フランス)を7-6(5) 4-6 6-2で破って勝ち上がった第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。

 一方で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-2 3-6 6-2で振りきり、記念すべきツアー通算マッチ300勝目を挙げて8強入りを決めた。

 そのほかの試合では第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が2020年準優勝者のロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-5 4-6 6-4で、第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がキャメロン・ノリー(イギリス)を2-6 7-6(6) 6-4で、第7シードのヤニク・シナー(イタリア)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したデニス・ノバク(オーストリア)を6-4 6-2で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではズベレフがオジェ アリアシムと、ルードはシナーと顔を合わせる。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles