光崎楓奈との20歳対決を制した川村茉那が新チャンピオンに輝く [第96回全日本テニス選手権]

写真は女子シングルスで新チャンピオンに輝いた川村茉那(フジキン)(撮影◎太田裕史 / YASUSHI OHTA)


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「大正製薬リポビタン全日本テニス選手権96th」(JTT-4/賞金総額2762万円/本戦10月30日~11月7日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードの川村茉那(フジキン)が第15シードの光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)を6-1 3-6 6-4で振りきり新チャンピオンに輝いた。

 全日本に2年ぶり2度目の出場となった20歳の川村は、シングルスでは初めて本戦の舞台に立っていた。前回プレーした2019年は、予選決勝で敗れていた。

 今大会での川村は初戦となった2回戦で平田歩(慶應義塾大学)を7-5 2-6 6-3で、3回戦で第9シードの細木咲良(原商)を0-6 6-3 6-2で、準々決勝で第16シードの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)を6-1 6-1で、準決勝では第5シードの荒川晴菜(アオヤマスポーツ)を3-6 6-0 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 同じ20歳の光崎と組んで第2シードとして参戦しているダブルスでも決勝に勝ち進んでいる川村は、最終日に単複2冠をかけて第4シードの井上雅(テニスラウンジ)/大前綾希子(島津製作所)と対戦する予定になっている。(テニスマガジン)

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撮影◎太田裕史 / YASUSHI OHTA

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