「ハートブロークンだ」ルブレフに敗戦後、大会を棄権したチチパスが理由を語る [Nitto ATPファイナルズ]

写真はラウンドロビン初戦でのステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(ATPファイナルズ/イタリア・トリノ/11月14~21日/室内ハードコート)のグリーン・グループのラウンドロビン(総当たり戦)初戦で第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に4-6 4-6で敗れた第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第2戦を前に大会を棄権し、肘を痛めていたことを明かした。

「とても難しい判断だったが、ATPファイナルズを棄権することにした。理由は肘のケガでこの数週間苦しんでいた。本当に難しい決断だった。今年はファイナルズに出場して、この素晴らしい大会の一員になれるように、懸命に努力してきた。残念ながら、これ以上プレーを続行できない。これから肘の専門家に診てもらい、オーストラリアで始まる新シーズンに向けての準備に入る。自分の最高のプレーでふたたび戦えるように準備する。痛みを抱えながらプレーを続けるよりは、自分よりもコンディションのいい選手が出場して準決勝進出を目指してプレーできるよう、この場所を譲るのは重要なことだった。代わりの選手が頑張ってくれるだろう。僕自身は深く傷つき、ハートブロークンだ。また100%の状態でファンの皆の前でプレーできるようになることを願っている」(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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