「準決勝に向けて、まずはしっかり寝る!」と大坂なおみ [メルボルン・サマーセット1]

アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)に勝利し、笑みがこぼれた大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 2022年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「メルボルン・サマーセット1」(WTA250/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月4~9日/賞金総額23万9477ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第1シードの大坂なおみ(フリー)がアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-1 7-5で下し、オンコートインタビューで観客を笑わせた。

――圧倒的な第1セットのあと、第2セットは昨日君が予想したようにペトコビッチが素晴らしいカムバックを見せた。でも第2セット2-4から君はうまくリセットして反撃し、自分のレベルを取り戻したようだった。

「あなたの質問には?マークがどこにもなかったわよ(笑)」

――2-4からどうやって自分のレベルを上げたんだい? あのときどんなことを考えていた?

「この大会に出場した目的を思い出したの。それは厳しい状況に自分を追い込むことだった。この試合を通して彼女から学ぶことができてよかった。彼女はひとつもポイントを諦めずに戦い抜いた。私も同じように戦うべきだと思った」

――昨夜は1回戦より2回戦で君のサービスがよくなったと話したけど、今夜もまたよくなった。それに加えてリターンが素晴らしかった。アンドレアは試合を通してサービスの確率を70%以上でキープしていたのに、君は5回もブレークした。あんなに上手にリターンを打つ秘密は?

「自分ではこれという答えがないけど、恐らくたくさん練習したおかげだと思う。以前は正直酷かったから。私は3歳の頃からテニスをしているから、この歳になって少しはリターンがましになっていればいいなと思う」

――明日の試合ではベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と初対戦になる。試合まで24時間を切っているけど、初対戦の相手に向けての準備でチームとどんなことに取り組むのかい?

「もちろん、たくさんの試合映像は観る予定。でも、まずはしっかり寝ることに集中したい。今日、コートに立ったとき、実は少し眠かったの。ここにいる皆ももう遅いけど(現地時間夜11時半を過ぎていた)、気をつけて帰ってよく眠れるといいね」(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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