ハレプが2020年シーズン以来のタイトルに王手、クデルメトワは大坂の棄権により不戦勝で決勝進出 [メルボルン・サマーセット1]

写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア/左)とジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 2022年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「メルボルン・サマーセット1」(WTA250/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月4~9日/賞金総額23万9477ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が予選から勝ち上がってきた19歳のジェン・チンウェン(中国)を6-3 6-2で下して2020年シーズン以来の優勝に王手をかけた。試合時間は1時間14分。

 昨シーズンのハレプはケガによる離脱期間もあってタイトルを獲得できず、13大会でプレーして24勝10敗の戦績を残した。

 ハレプは決勝で、対戦予定だった第1シードの大坂なおみ(フリー)が棄権したため不戦勝で勝ち上がった第3シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と対戦する。

 大坂は自身のツイッターを更新して「ケガのため今日の試合を棄権することなり、残念に思います」と報告し、「休養明けに激しい試合が続いたため、体がショックを受けました」と説明した。

 3回戦敗退に終わった昨年9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後に公式戦でプレーしていなかった大坂は、約4ヵ月ぶりの復帰戦に臨んでいた。

 決勝で戦う両者の過去の対戦成績は、2勝0敗でハレプがリード。昨シーズンに2度顔を合わせ、初対決だった2月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)3回戦は6-1 6-3で、10月のモスクワ(WTA500/室内ハードコート)2回戦では6-1 7-6(4)で、いずれもハレプが勝っている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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