ナダルが2022年シーズンを好スタート、約5ヵ月ぶりの公式戦を制す [メルボルン・サマーセット]

2022年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「メルボルン・サマーセット」(ATP250/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/1月4~9日/賞金総額52万1000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が予選から勝ち上がってきたマキシム・クレッシー(アメリカ)を7-6(6) 6-3で倒し、新シーズンを最高の結果でスタートした。試合時間は1時間47分。
35歳のナダルがツアー大会のシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年5月のローマ(ATP1000/クレーコート)以来で通算89回目となる。決勝での戦績は、89勝37敗となった。
慢性的な足のケガに苦しめられたため昨年8月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)を最後に公式戦でプレーしていなかったナダルは、約5ヵ月ぶりの復帰戦に臨んでいた。
両者は今回が初対戦。世界ランク112位で24歳のクレッシーはチャレンジャー大会でシングルス3勝とダブルス2勝を挙げているが、ATPツアーでは昨年7月にニューポート(ATP250/グラスコート)のシングルスで8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。
今大会でのナダルは初戦となった2回戦で予選勝者のリカルダス・ベランキス(リトアニア)を6-2 7-5で退け、準々決勝はタロン・グリークスプア(オランダ)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではエミール・ラウスビュオーリ(フィンランド)を6-4 7-5で破って決勝進出を決めていた。
これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)が第6シードのアレクサンドル・ネドベソフ(カザフスタン)/アイサムウルハク・クレシー(パキスタン)を6-4 6-4で下して同ペアでの優勝を飾った。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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