「ジョコビッチは12月半ばにコロナに感染した」と弁護士が説明

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)が隔離されているホテルの外で抗議するファンたち(Getty Images)


 1月9日にアメリカやオーストラリアの新聞が報じたところによれば、土曜日に法廷に提出された書類の中でノバク・ジョコビッチ(セルビア)の弁護士はジョコビッチが12月16日に新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定されたと述べていた。

 オーストラリアン・オープンで自身の記録を更新する10度目の優勝を目指すジョコビッチは、1月6日にメルボルンの空港で入国を拒否された。国境警察によれば、ワクチン接種を完了させていなければならないというオーストラリアの入国必須条件を免除されることを正当化できる十分な証拠を提供しなかったためにジョコビッチのビザは取り消された。

 ジョコビッチの弁護士は法廷に提出された書類の中で12月16日の検査でジョコビッチはCOVID-19で陽性と判定され、その14日後に熱も呼吸器の症状もなかったことを理由にテニス・オーストラリア(豪州テニス協会)からワクチン接種義務免除の許可を与えられたのだと説明していた。

 弁護士は彼の義務免除に関する条件はオーストラリアの予防接種諮問委員会による推薦と一致していると主張したが、オーストラリア連邦政府の保健責任者が豪州テニス協会に送った手紙には「以前にCOVID-19に感染していたとしてもワクチンを必要回数接種していない者は完全にワクチン接種を済ませているとは見なされない」と明記されていたとも報道されている。(テニスマガジン)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles