ジョコビッチ、入国審査時の書類不備でふたたびビザ取り消しも?

昨年12月にデビスカップ準決勝のセルビア対クロアチア戦を戦ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 オーストラリア入国ビザを一度取り消されたものの月曜日の法廷で勝訴して解放され、火曜日に早速オーストラリアン・オープンの会場で練習を行ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)。今度はオーストラリアの入国管理長官でもあるアレックス・ホーク移民・市民権・移民サービス・多文化大臣が、自身の裁量によってジョコビッチのビザをふたたび取り消すことができることを公言した。

 ここではジョコビッチがオーストラリア渡航申告書に嘘の報告をしていた疑いが持たれている。公開された申告書の中で“オーストラリアへのフライトの14日以内に渡航するか?”という問いにNoにチェックしているが、実際はその間にセルビアからスペインへ移動して練習していたようだ。ホーク大臣は裁判所の判決を覆す権利を有しており、この問題をどのように処理するのか現在検討中だという。


オーストラリアのアレックス・ホーク移民・市民権・移民サービス・多文化大臣(Getty Images)

 オーストラリアではこの数日、ジョコビッチの入国問題がトップニュースとなるなど国民的な関心事となっており、開幕6日前にも予断を許さない状況となっている。(テニスマガジン)

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