カサキナがWTAファイナルズ覇者ムグルッサを倒す番狂わせを演じて2週連続ベスト4進出 [WTAシドニー]
WTAツアー公式戦の「シドニー・テニス・クラシック」(WTA500/オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー/1月10~15日/賞金総額70万3580ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、ダリア・カサキナ(ロシア)が第2シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-4 6-4で倒す番狂わせを演じてベスト4進出を決めた。試合時間は1時間26分。
昨年11月に「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)で初優勝を飾った28歳のムグルッサは、今シーズン最初の大会に臨んでいた。
カサキナは前週のメルボルン(WTA250/ハードコート)に続く今季2度目の準決勝で、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)を7-6(6) 3-6 6-3で破って勝ち上がった第5シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。ベンチッチは前日に第2セット6-5の時点で中断していた2回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のオセアン・ドダン(フランス)を2-6 7-5 6-3で退けたあと、連戦を余儀なくされていた。
もうひとつの準決勝は、第3シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と第4シードのアネット・コンタベイト(エストニア)の顔合わせとなった。
クレイチコバがカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-0 6-2で下し、コンタベイトは第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が第1セット4-6で落としたあと第2セットで1ポイントをプレーしたあとに腰のケガを理由に棄権したため4強入りが決まった。(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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