1セットダウンとマッチポイントを乗り越えた穂積絵莉/二宮真琴が同ペアでのツアー初優勝 [アデレード国際2]

写真は同ペアでのツアー初優勝を飾った穂積絵莉(日本住宅ローン/奥)と二宮真琴(エディオン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「アデレード国際2」(WTA250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月10~15日/賞金総額23万9477ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第3シードの穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)がテレザ・マルティンコバ/マルケタ・ボンドルソバ(ともにチェコ)を1-6 7-6(4) [10-7]で倒し、同ペアでのツアー初優勝を飾った。試合時間は1時間31分。

 第1セットを落とした穂積/二宮は第2セット5-6のサービスゲームで40-40(ノーアドバンテージルールのため次にポイントで決まる)となって相手にチャンピオンシップポイントを握られたが、そのピンチを何とか凌いでマッチタイブレークに持ち込んでいた。

 ふたりがWTAツアーでタイトルを獲得したのは穂積が3度目、二宮は4度目となる。

 ともに1994年生まれで27歳の二宮と穂積のコンビは、今季2度目のダブルス出場。2018年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では日本人ペアとして同種目で史上初のグランドスラム決勝に進出し、準優勝を果たした。

 今大会での穂積/二宮は1回戦でレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)/アナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-1 6-2で退け今季初勝利を飾ると、準々決勝でケイトリン・クリスチャン(アメリカ)/リジヤ・マロザバ(ベラルーシ)を6-3 6-1で、準決勝ではアリシア・ロソルスカ(ポーランド)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)を6-3 6-7(6) [10-8]で破って決勝進出を決めていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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