「グランドスラムを危険に晒すのはあまりに大胆過ぎる」チチパスがワクチン未接種の選手について [オーストラリアン・オープン]

1月14日(金)、オーストラリアン・オープンの会場で練習するステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルスで第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がインドの英語ニュースチャンネル『WION』のインタビューに応じ、肘の状態やノバク・ジョコビッチ(セルビア)の問題について語った。

「肘は今最大の懸念だった。初めて手術を受けて、そこから普通の状態まで回復するのにかなりの時間がかかった。肘の状態は以前に比べて素晴らしくよくなっている。うれしいことに、痛み無しでプレーできるだろう。リハビリは完璧だった。日に日に自信が膨らみ、状態もよくなっている」

 手術を受けてから、どのような気持ちの変化があった?

「手術はATPファイナルズ決勝の2、3日後に行われた。4週間テニスから離れ、その間一度もラケットを握らなかった。術後の経過は素晴らしい。医者も見込みよりも早く回復していると言ってくれた。素晴らしいことだ。このような問題に直面するのは肉体的にも精神的にも、さらにいろんな要素も関係して難しい。いい医者、いい人たちを見つけられたことは嬉しい限りだ。ケガをする前の数年前の状態にかなり近いところまで回復した。この問題で苦しまなくていいことに凄くホットしているよ」

手術を決断した理由は?

「簡単な決断じゃなかった。父も関係していた。他の方法も考えたけど、手術が唯一の解決策だった。もう目を閉じて、手術に懸けたんだ。医者の腕を100%信じてね」

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の周囲で起きていることは、テニスのイメージにとってよくないことばかりだ。

「示されたプロトコルに従わず、ワクチン未接種でオーストラリアに入国できるとは僕にはできない。それをして、グランドスラム大会を危険に晒すのはあまりにも大胆過ぎる。だが、全員がテニス・オーストラリア(豪州テニス協会)やオーストラリア政府が作ったルールを守っている訳ではないようだ。ごくわずかな人たちが自分のやり方を選び、ルールを守っている多くの人をある意味馬鹿にしているようだ。この4、5週間くらいかな。一番話題になってきたトピックについて多くの議論が交わされてきた。その内容はテニスについてではなく、彼が何をしたのか、何が起きるのかということばかりだった。世界最高のテニスプレーヤーなのだから注目が集まるのは当然のことで、多くの需要がある。人々はいつだって彼の情報を欲しがっている。ときにはゴシップもね。僕の考えは、誰でも自分のことを決める権利や自由があるということ。その決断がほかの人々をリスペクトしていないと思われたとしてもね。一番大事なのは自分の体。安全が脅かされていると感じたら、守らなければならない。この問題はこの数年間パンデミックとして僕らを妨害してきた。適切に行動すべきだ」(テニスマガジン)

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