ロラン・ギャロス女王クレイチコバらが2回戦へ、17歳ガウフはワン・チャンにストレート負け [オーストラリアン・オープン]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2 6-0で下して好スタートを切った。試合時間は1時間7分。

 全豪に8年連続出場となる26歳のクレイチコバは、2020年と21年に本戦でプレーしていずれも2回戦敗退。カテリーナ・シニアコバ(チェコ)とのダブルスでは昨年の大会で決勝進出を果たし、エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に2-6 3-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

 2021年シーズンのクレイチコバはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム初優勝を飾るなどシングルスでツアー3勝を挙げ、11月には「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)にデビューして一躍トップ選手の仲間入りを果たした。

 クレイチコバは次のラウンドで、予選勝者のヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)を7-5 6-3で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のワン・シユ(中国)と対戦する。

 そのほかの試合では第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第28シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、テレザ・マルティンコバ(チェコ)、マディソン・ブレングル(アメリカ)、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)、ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)、マリナ・ザネフスカ(ベルギー)、ワン・チャン(中国)、予選勝者のルチア・ブロンゼッティ(イタリア)が2回戦に駒を進めた。

 第18シードのコリ・ガウフ(アメリカ)はワン・チャンに4-6 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー、Ret.は途中棄権

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○4ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)[Q] 3-6 6-2 6-3 ●3バルバラ・グラチェワ(ロシア)

○5テレザ・マルティンコバ(チェコ)7-5 6-2 ●6ローレン・デービス(アメリカ)

○14マディソン・ブレングル(アメリカ)6-1 0-6 5-0 Ret. ●13デヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)

○18ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)6-3 6-1 ●17イリナ・バラ(ルーマニア)[LL]

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○19マリナ・ザネフスカ(ベルギー)7-6(7) 7-6(4) ●20カーヤ・ユバン(スロベニア)

○25ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[28] 6-4 6-4 ●26クレア・リュー(アメリカ)

○33バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[4] 6-2 6-0 ●34アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)

○36ワン・シユ(中国)[WC] 7-5 6-3 ●35ヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)[Q]

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○41ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[24] 6-3 6-1 ●42パンナ・アドゥヴァーディ(ハンガリー)

○53アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)6-3 6-4 ●54クリスティーナ・ブクサ(スペイン)[Q]

○55ワン・チャン(中国)6-4 6-2 ●56コリ・ガウフ(アメリカ)[18]

○60マルタ・コスチュク(ウクライナ)6-1 7-6(2) ●59ディアン・パリー(フランス)[WC]

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写真◎Getty Images

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