今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」（オーストラリア・ビクトリア州メルボルン／本戦1月27～30日／ハードコート）の男子シングルス1回戦で、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）がダニエル・アルトマイヤー（ドイツ）との同胞対決を7-6(3) 6-1 7-6(1)で制して大会をスタートした。試合時間は2時間38分。

　全豪に7年連出場となる23歳のズベレフは、2020年のベスト4がこれまでの最高成績。第6シードとして臨んだ昨年は、準々決勝でノバク・ジョコビッチ（セルビア）に7-6(6) 2-6 4-6 6-7(6)で敗れていた。

　2021年シーズンのズベレフは東京オリンピックでの金メダルを含む6つのタイトルを獲得し、11月には「Nitto ATPファイナルズ」（イタリア・トリノ／室内ハードコート）で3年ぶりに王座を奪還した。

　ズベレフは次のラウンドで、40歳のフェリシアーノ・ロペス（スペイン）を6-1 6-3 4-6 7-5で破って勝ち上がったジョン・ミルマン（オーストラリア）と対戦する。

　昨年の大会で予選から準決勝へ快進撃した第18シードのアスラン・カラツェフ（ロシア）はセットカウント1-2と追い込まれたが、4時間52分に渡る死闘の末にジャウメ・ムナール（スペイン）を3-6 7-6(1) 6-7(3) 6-4 6-4で退けた。

　そのほかの試合では第23シードのライリー・オペルカ（アメリカ）、第25シードのロレンツォ・ソネゴ（イタリア）、トミー・ポール（アメリカ）、マッケンジー・マクドナルド（アメリカ）、ミオミル・キツマノビッチ（セルビア）、オスカー・オッテ（ドイツ）、予選勝者のヤニック・ハンフマン（ドイツ）が2回戦に駒を進めた。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー

男子シングルス1回戦｜主な試合結果

○2ミオミル・キツマノビッチ（セルビア）6-4 6-2 6-1 ●1サルバトーレ・カルーゾ（イタリア）[LL]

○4トミー・ポール（アメリカ）6-3 6-4 6-2 ●3ミカエル・ククシュキン（カザフスタン）[Q]

○5オスカー・オッテ（ドイツ）6-4 6-3 6-2 ●6ツェン・チュンシン（台湾）[WC]

○8ロレンツォ・ソネゴ（イタリア）[25] 7-5 6-3 6-3 ●7サム・クエリー（アメリカ）

○33アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）[3] 7-6(3) 6-1 7-6(1) ●34ダニエル・アルトマイヤー（ドイツ）

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○36ジョン・ミルマン（オーストラリア）6-1 6-3 4-6 7-5 ●35フェリシアーノ・ロペス（スペイン）

○41ライリー・オペルカ（アメリカ）[23] 6-3 6-4 7-6(3) ●42ケビン・アンダーソン（南アフリカ）

○54マッケンジー・マクドナルド（アメリカ）5-7 6-4 6-3 6-2 ●53ニコラ・ミロジェビッチ（セルビア）[Q]

○56アスラン・カラツェフ（ロシア）[18] 3-6 7-6(1) 6-7(3) 6-4 6-4 ●55ジャウメ・ムナール（スペイン）

○61ヤニック・ハンフマン（ドイツ）[Q] 6-2 6-3 6-2 ●62タナシ・コキナキス（オーストラリア）[WC]