WTAファイナルズ覇者ムグルッサらが2回戦へ、2019年準優勝のクビトバは敗退 [オーストラリアン・オープン]

写真はガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)がクララ・ビュレル(フランス)を6-3 6-4で下して大会をスタートした。試合時間は1時間28分。

 全豪に10年連続出場となる28歳のムグルッサは、2020年に自己最高の準優勝をマーク。最後はソフィア・ケニン(アメリカ)に6-4 2-6 2-6で敗れたが、2017年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で通算4度目となるグランドスラム決勝の舞台に帰ってきた。第14シードとして臨んだ昨年は、4回戦で大坂なおみ(フリー)に6-4 4-6 5-7で敗れていた。

 昨シーズンのムグルッサは約3年ぶりにトップ10に返り咲き、11月には「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ/ハードコート)で初の栄冠に輝いた。

 ムグルッサは次のラウンドで、予選勝者のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-3 6-3で破って勝ち上がったアリゼ・コルネ(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのアネット・コンタベイト(エストニア)、第19シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第31シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)、クリスティーナ・クコバ(スロバキア)、クリスティーナ・クコバ(スロバキア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサマンサ・ストーサー(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。

 2019年大会準優勝者で第20シードのペトラ・クビトバ(チェコ)は昨年も苦杯をなめさせられたシルステアに2-6 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○65アネット・コンタベイト(エストニア)[6] 6-2 6-3 ●66カテリーナ・シニアコバ(チェコ)

○73エリース・メルテンス(ベルギー)[19] 6-4 7-5 ●74ベラ・ズボナレワ(ロシア)

○76イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)2-6 7-5 6-3 ●75オセアン・ドダン(フランス)

○93アリゼ・コルネ(フランス)6-3 6-3 ●94ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)[Q]

○96ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[3] 6-3 6-4 ●95クララ・ビュレル(フランス)

-----

○100レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)6-2 6-3 ●99ダリア・サビル(オーストラリア)[WC]

○106ソラナ・シルステア(ルーマニア)6-2 6-2 ●105ペトラ・クビトバ(チェコ)[20]

○108クリスティーナ・クコバ(スロバキア)6-3 7-5 ●107土居美咲(日本/ミキハウス)

○110サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[WC] 6-7(5) 6-3 6-3 ●109ロビン・アンダーソン(アメリカ)[WC]

○121マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)[31] 6-2 6-3 ●122プリシラ・ホン(オーストラリア)[WC]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles