大坂がタイトル防衛にまず1勝、セレナは快勝 [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードの大坂なおみ(日清食品)がマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-2 6-4で下し、センターコートのオープニングマッチを勝利で飾った。試合時間は1時間20分。
全豪に5年連続出場となる大坂は、昨年の大会でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成。決勝ではペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(2) 5-7 6-4で倒し、世界ナンバーワンの座に就いた。
2019年シーズンの大坂は、USオープンで連覇を逃したあとに9月の大阪(WTAプレミア/ハードコート)と10月の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)で2大会連続優勝を果たした。今大会では、自身初となるタイトル防衛に挑んでいる。
大坂は次のラウンドで、予選勝者のアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-3 6-2で破って勝ち上がったジェン・サイサイ(中国)と対戦する。
引き続き行われたロッド・レーバー・アリーナの第2試合では、第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-0 6-3で退け初戦を突破した。セレナは今季開幕戦のひとつとなるオークランド(WTAインターナショナル/ハードコート)を制し、出産後初のタイトルを獲得して今大会を迎えている。
そのほかの試合では、第13シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)、第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)、第25シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、ユリア・ゲルゲス(ドイツ)、ジュ・リン(中国)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、パウラ・バドーサ(スペイン)が2回戦に駒を進めた。
第32シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)はシルステアに2-6 6-7(5)で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者
女子シングルス1回戦|主な試合結果
○12ジュ・リン(中国)4-6 6-1 7-6(10-5) ●11ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)
○13ユリア・ゲルゲス(ドイツ)6-1 6-2 ●14ヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)
○16ペトラ・マルティッチ(クロアチア)[13] 6-3 6-0 ●15クリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)
○25エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[25] 6-4 4-6 6-2 ●26ジル・タイヒマン(スイス)
○29パウラ・バドーサ(スペイン)6-1 6-0 ●30ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)[Q]
------
○33大坂なおみ(日本/日清食品)[3] 6-2 6-4 ●34マリー・ブーズコバ(チェコ)
○35ジェン・サイサイ(中国)6-3 6-2 ●36アンナ・カリンスカヤ(ロシア)[Q]
○39ソラナ・シルステア(ルーマニア)6-2 7-6(5) ●40バーボラ・ストリコバ(チェコ)[32]
○48ソフィア・ケニン(アメリカ)[14] 6-2 6-4 ●47マルチナ・トレビザン(イタリア)[Q]
○64セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)[8] 6-0 6-3 ●63アナスタシア・ポタポワ(ロシア)
※写真は大坂なおみ(日清食品)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 20: Naomi Osaka of Japan celebrates winning match point during her Women's Singles first round match against Marie Bouzkova of Czech Republic on day one of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 20, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Pick up
-
PR | 2025-03-14
『日本一を目指して』——ノアインドアステージの日本リーグでの歩み
テニスの日本リーグは男女とも1986年に始まった日本実業団の
-
2025-03-03
春休み部活応援企画---第65回テニマガ・テニス部「テニスフィジバト道場」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-03-03
キャンセル待ち受付開始---第64回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[技術の修正] 解説編」
テニマガ・テニス部 部活プログラム著者がライブで解説&指
-
2025-02-04
強豪校の練習法 テニス 大商学園高校式メニュー(吉田有宇哉/著、笹井伸郎/監修)2月5日発売!
強豪校の練習法シリーズ 陸上競技、バドミントン、バレーボー
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] (堀内昌一 著)書籍&電子書籍、QRコード付/動画視聴可
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
Ranking of articles
2025-03-15
錦織が第2シードを倒して4強入り、初対決のコボッリにフルセット勝利 [フェニックス・チャレンジャー]
2025-03-10
綿貫陽介がティアフォーを倒す番狂わせで初のマスターズ16強入り [ATPインディアンウェルズ]
2025-03-13
錦織がシード撃破で初戦突破、ヘルシンキ決勝の相手ナルディに連勝 [フェニックス・チャレンジャー]
2025-03-12
杉山愛監督がファイナルズ予選の日本代表メンバーを発表、伊藤あおいが初選出 [ビリージーンキングカップ]
2025-03-09
ジョコビッチが2大会連続初戦敗退、2018年シーズン以来の3連敗「ここ数年は状況が明らかに違ってきている」 [ATPインディアンウェルズ]