またも1セットダウンから逆転勝利のサバレンカが16強入り [オーストラリアン・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第31シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を4-6 6-3 6-1で倒し、3試合連続1セットダウンから逆転勝利で16強入りを決めた。試合時間は1時間49分。

 全豪に5年連出場となる23歳のサバレンカは、4回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に4-6 6-2 4-6で敗れた昨年のベスト16がこれまでの最高成績。エリース・メルテンス(ベルギー)とのダブルスでは、同年の決勝でバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ(ともにチェコ)を6-2 6-3で下してタイトルを獲得した。

 今季ここまで前哨戦2大会でプレーしたサバレンカは2試合で合計39本とダブルフォールトを量産し、いずれも初戦敗退を喫したあと今週を迎えている。

 サバレンカは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したマディソン・イングリス(オーストラリア)を2-6 6-2 6-0で破って勝ち上がったカイア・カネピ(エストニア)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第25シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-3で退け、ソラナ・シルステア(ルーマニア)は第10シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-3 2-6 6-2で破る番狂わせを演じ、勝ち上がった両者が4回戦で顔を合わせることになった。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

女子シングルス3回戦|主な試合結果

○97イガ・シフィオンテク(ポーランド)[7] 6-2 6-3 ●104ダリア・カサキナ(ロシア)[25]

○106ソラナ・シルステア(ルーマニア)6-3 2-6 6-2 ●112アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[10]

○114カイア・カネピ(エストニア)2-6 6-2 6-0 ●119マディソン・イングリス(オーストラリア)[WC]

○128アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2] 4-6 6-3 6-1 ●121マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)[31]

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写真◎Getty Images

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