「僕の彼女もツアーを周っているから、少しややこしいかも」準々決勝進出のベレッティーニがNetflixの密着取材について [オーストラリアン・オープン]

4回戦でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)にストレート勝ちのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第21シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を7-5 7-6(4) 6-4で倒してベスト8進出を決め、記者会見で語った。

君は新たな歴史を作った。4つすべてのグランドスラム大会で準々決勝に進出した初めてのイタリア人選手となった。

「ありがとう。とても安定したパフォーマンスだった。サービスもよかった。彼は僕のサービスをまったく読めていなかったから、リターンゲームのときにプレッシャーを感じることなく落ち着いてプレーできた。たくさんのチャンスがあったけどね。記録については気分がいいね。知らなかったよ。君らが試合後に教えてくれた。若い頃は想像もつかなかったような、素晴らしい成績を重ねてきたということ。僕はここでジュニアとして戦っていたときは、いつかは予選を戦うようになれるのかな、程度しか考えてなかった。だから、今の現状をとてもうれしく思う」

次の対戦は35歳で経験豊富なガエル・モンフィス(フランス)だ。彼の経験が試合を難しくすると思う?

「もちろん彼は経験豊富な選手で、グランドスラム大会でこのような試合を何度も経験してきた。でも、僕も同じように経験を積んできた。もちろん、彼のほうが試合数も経験値も圧倒的に上だろう。彼は10歳も年上だけど動きは素晴らしく、若い。動きがいいので難しい相手だ。前回、グランドスラムで彼と準々決勝で対戦したいい思い出がある。今回もいい試合になればいいね」

Netflixのカメラがずっと君を追いかけて撮影している。邪魔と感じることもあるのか、ただ楽しんでいるのか、どっち?

「素晴らしいことだと思うよ。これまでテニスの舞台裏を今回のように紹介するのは初めてのことだ。そのことはリスペクトしている。彼らは裏で何が起きているのかを撮影したいと思っていて、テニス界にとっては素晴らしいことだと思う。でも、僕とアイラ(トムヤノビッチ/オーストラリア)はツアーを周りながらもお付き合いしているから、少しややこしいかもしれない。まあ、テニス界にとってはいいことだ」

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写真◎Getty Images

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