ベレッティーニが3度目のグランドスラム準決勝へ、モンフィスは2019年USオープンの雪辱ならず [オーストラリアン・オープン]

写真はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第17シードのガエル・モンフィス(フランス)を6-4 6-4 3-6 3-6 6-2で倒してベスト4に進出した。試合時間は3時間49分。

 グランドスラム大会でベレッティーニが準々決勝を突破したのは、準優勝を飾った昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア3度目となる。同ラウンドでの戦績は、3勝2敗となった。

 全豪に5年連出場となる25歳のベレッティーニは、第9シードで臨んだ昨年の大会での4回戦進出がこれまでの最高成績だった。そのときは前のラウンドで腹筋を痛め、ステファノス・チチパス(ギリシャ)に対する試合を棄権していた。

 この結果でベレッティーニは、モンフィスとの対戦成績を3勝0敗とした。グランドスラム大会では2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせ、ベレッティーニが3-6 6-3 6-2 3-6 7-6(5)で競り勝っていた。

 モンフィスは今季開幕戦のひとつだったアデレード(ATP250/ハードコート)で2020年2月以来となる11回目のツアー優勝を飾り、今大会を迎えていた。

 今大会でのベレッティーニは1回戦でブランドン・ナカシマ(アメリカ)を4-6 6-2 7-6(5) 6-3で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のステファン・コズロフ(アメリカ)を6-1 4-6 6-4 6-1で、3回戦で第31シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を6-2 7-6(3) 4-6 2-6 7-6(10-5)で、4回戦では第21シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を7-5 7-6(4) 6-4で破って8強入りを決めていた。

 ベレッティーニは次のラウンドで、第6シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは準々決勝で、第14シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-3 6-4 4-6 3-6 6-3で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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