チチパスがシナーをストレートで退け2年連続ベスト4進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第11シードのヤニク・シナー(イタリア)を6-3 6-4 6-2で退け、昨年に続いてベスト4に進出した。試合時間は2時間6分。

 全豪に5年連続出場となる23歳のチチパスは、2019年と21年の準決勝進出がこれまでの最高成績。第5シードとして臨んだ昨年は、ラファエル・ナダル(スペイン)を倒したあとの準決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)に4-6 2-6 5-7で敗れていた。昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れはしたが、グランドスラム自己最高の準優勝を飾った。

 昨年11月に肘の手術を受けたチチパスは年頭の世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・シドニー/ハードコート)で復帰し、シングルスは2試合をプレーして1勝(相手の途中棄権)1敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でチチパスは、シナーとの対戦成績を3勝0敗とした。昨年は4月にバルセロナ(ATP500/クレーコート)の準決勝で顔を合わせ、チチパスが6-3 6-3で勝っていた。

 今大会でのチチパスは1回戦でミカエル・イーメル(スウェーデン)を6-2 6-4 6-3で、2回戦でセバスチャン・バエズ(アルゼンチン)を7-6(1) 6-7(5) 6-3 6-4で、3回戦でブノワ・ペール(フランス)を6-3 7-5 6-7(2) 6-4で、4回戦では第20シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を4-6 6-4 4-6 6-3 6-4で破って8強入りを決めていた。

 チチパスは準決勝で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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