フリッツとの死闘を制したチチパスが準々決勝へ「自分の戦いぶりを誇りに思う」 [オーストラリアン・オープン]

写真は5セットの死闘を制して8強入りを決めたステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の大会8日目に行われた男子シングルス4回戦でスコア的にももっともスリルに満ちていたのが、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第20シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)に4-6 6-4 4-6 6-3 6-4で競り勝ったナイトマッチだった。

 5度目のグランドスラム準々決勝に挑むことになった世界ランク4位のチチパスは、今大会でグランドスラム初タイトルを目指している。この日はセットカウント1-2と追う立場に立たされたが、苦しみながらもじりじりと流れを引き寄せたチチパスは最終セット4-4からフリッツのミスにも助けられてブレークに成功した。続く自分のサービスゲームでは揺るがず、最後はチチパスのスマッシュに対するフリッツの返球がラインを割って長い戦いに終止符が打たれた。

「本当に凄い試合だった。僕は今日、コートですべてを出し尽くした。自分の戦いぶりを、競った難しい瞬間にも踏ん張り続けられたことを非常に誇りに思う」と試合直後のオンコートインタビューでチチパスは語った。

 3時間23分の戦いのあと、チチパスは話している間に一瞬放心して「申し訳ない。ちょっと疲れている。僕の頭はまだ試合の中にあるんだ」とインタビュアーに詫びた。

 相手に15本ものブレークポイントを許し、そのうち13本をセーブするという苦境に嵌ってはまた抜け出す戦いを繰り返したチチパスは、「フィジカルな戦いになるだろうということはわかっていた。僕は自分に『踏み堪え、頑張り続けろ。決して諦めるな。そしてちょっぴり我慢強くあれ』と言い聞かせ続けた。そして最後には、それが実を結んだんだ」と振り返った。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles