またもグランドスラム優勝経験者を倒したオスタペンコがキャリア最長のマッチ9連勝で準決勝進出「大会はまだ終わっていない」 [カタール・オープン]

写真はキャリア最長のマッチ9連勝で4強入りを決めたエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(WTA1000/カタール・ドーハ/2月20~26日/賞金総額233万1698ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第15シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第5シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-2 6-2で倒し、このところの連勝記録を「9」に伸ばして4強入りを決めた。

「彼女に対する試合が厳しいものになることはわかっていたわ。でもまたアグレッシブに戦い、彼女から時間を奪い去らなければいけないことも十分承知していた。私はそれをかなりうまくやってのけたと思う。私は今日、試合の主導権を握っていた」と試合後にオスタペンコはコメントした。

 またもグランドスラム大会優勝経験者に勝ってキャリア最長となるマッチ9連勝を指摘されたオスタペンコは、「もちろん、これほど多くの試合に勝っているのは素晴らしいことね。でも大会はまだ終わっていない。ここドーハで勝ち続けられるよう願っているの。私はいくつかのことに取り組んでおり、自信をつけつつある。それが私のテニスを助けることになると思うわ」と答えた。

 オスタペンコは準決勝で、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-1で破って勝ち上がった第4シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、マリア・サカーリ(ギリシャ)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)の顔合わせとなった。第6シードのサカーリが第14シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を6-3 6-3で下し、第7シードのシフィオンテクは今季に入って少し調子を落としている第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-2 6-3で退けた。

 またこの日は女子プロテニスツアーを運営するWTA(女子テニス協会)が後半戦の日程を一部発表したが、提示されたのはUSオープンまでで通常ならアジアでの連戦がある時期を含めた9月以降の日程は未定のままとなっている。

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写真◎Getty Images

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